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◆精油の成分を調べる②応用編
55,000円
全10回 10本の精油を学びながら使い方もお伝えします
1回1時間
レッスン① ブラックスプルース
Picea mariana
蒸留部位:針葉
10ml ¥3,000
清涼感と苦みのあるウッディな香り
心を元気にしてくれます
異名称:スプルウス
レッスン②マンダリン
Citrus reticulata
圧搾部位:果皮
10ml ¥3,400
甘酸っぱい柑橘の香り
不安や緊張感から解放し、快い眠りを誘います
異名称:マンダリンオレンジ
レッスン③ゼラニウム・エジプト
pelargonium asperum
蒸留部位:葉
10ml ¥3,700
甘くバラに似た香りの中にわずかにグリーンの香りが漂います
リラックス、リフレッシュ共に効果的
レッスン④マジョラム
Origanum majorana
蒸留部位:花と茎葉
10ml ¥5,000
爽やかでスパイシーな香り
ストレスから心を解放してくれます
異名称:マヨラナ
レッスン⑤サイプレス
Cupressus sempervirens
蒸留部位:葉つき小枝
10ml ¥3,500
森林浴気分が楽しめる香り
緊張を和らげリフレッシュしたい時に適しています
レッスン⑥ラヴィンツァラ
Cinnamomum camphora CT
蒸留部位:葉付き小枝
10ml ¥3,500
ユーカリに似た爽やかな香り
リフレッシュだけでなくリラックスにもおすすめです
異名称:ラベンサラ
レッスン⑦ヘリクリサム
Helichrysum italicum
蒸留部位:花と茎葉
5ml ¥8,600
ラズベリーを想わせる甘さと爽やかさのある香り
心に安らぎをもたらしてくれます
異名称:ストローフラワー、ムギワラギク
レッスン⑧レモン
Citrus limon
圧搾部位:果皮
10ml ¥2,700
爽やかな柑橘系の代表格
リフレッシュに定評のある香りです
レッスン⑨フランキンセンス
Boswellia carteri
蒸留部位:樹脂
10ml ¥6,200
スパイシーかつフルーティな香り
乳香として古くから宗教行事に使われてきた香りです
異名称:オリバナム、乳香
レッスン⑩ローズマリー・カンファー
Rosmarinus officinalis CT
蒸留部位:花と茎葉
10ml ¥3,000
クッキリとして樟脳の香り
頭をスッキリさせ、集中力を高めたい時におすすめです。
異名称:マンネンロウ
《精油》は200種類以上の品種があります。この講座では日本国内で一般的に流通していて、誰にでも比較的簡単に入手出来る10種類の《精油》について基本的な内容成分・使用方法をご紹介します。
ー香りを楽しむ方法
ティッシュやハンカチに直接又は、無水エタノールで10倍に薄めたものに精油3滴垂らして鼻先にかざして香りを吸引して楽しみます。
ポプリやリースの香り付けとして直接5滴混ぜ合わせて使います。1週間密封して寝かせることで香りが熟成してまろやかな香りを作り出す事ができます。
芳香専用のカップを用意して、熱湯を注いだ中に直接3滴垂らして香りを楽しみます。
アロマポットの蒸発皿の上に3滴垂らして使用します。
ー手浴・足浴をする方法
手・足は神経の集中しているところですから、温めてあげることは身体に非常に良い方法です。
42℃の熱めのお湯に両手首・両足首を入れて10分間浸して温浴します。
手浴は肩こり・頭痛・鼻詰まりなどに効果的です。
足浴はむくみ・疲れ・だるさやのどの痛み・偏頭痛などの体質改善にも効果的です。
精油5滴を乳化剤(バスオイル)5mlに混ぜて入れます。
ートリートメントする方法
ホホバオイル50mlに精油10滴を混ぜて、背骨を中心に下から上へと向かって円を描くように手を動かしながらトリートメントします。
腕・脚も同じように指先・つま先から腕・脚の付け根に向かってトリートメントします。
一度に多量のオイルを塗らずに少量づつゆっくりと時間をかけて擦り込み、徐々に場所を移動しながら全身をトリートメントしていきます。
ー入浴して楽しむ方法
浴槽に精油を直接垂らすと水と油ですから混ざらずにそのまま浮いた状態になります。
その中に入ると精油を直接肌に付けたのと同じことになり炎症を起こす場合があります。
その際は乳化剤で希釈してからよく混ぜて入浴して下さい。
バスオイル5mlに精油を5滴混ぜて浴槽に入れると完全にお湯と混ざり乳白色のお湯になります。
40℃のぬるま湯にゆっくり15分入浴する事で、副交感神経の働きを高めストレス解消に効果的です。
ー患部に塗る方法
ホホバオイル10mlに対して精油20滴を調合して、3滴患部に擦り込みます。
同じ効果を持つ精油を3種類以上調合することにより相乗効果で一層効果的だと言われています。
ー精油の有効成分とその作用
【モノテルペン炭化水素類】
成分:カンフェン、リモネン、ミルセン、α-フェランドレンなど
作用:鎮痛作用、抗真菌作用、鬱血除去作用、コーチゾン様作用など
※コーチゾン=副腎皮質ホルモンの一種で抗アレルギー作用がある。内分泌疾患、慢性及び急性副腎機能不全、各種リウマチ、アレルギー性疾患、気管支炎、喘息などの治療に用いる。
【セスキテルペン炭化水素類】
成分:アズレン、カマズレン、βーカリオフィレン、βービサボレンなど
作用:抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗ヒスタミン作用など
※ヒスタミン=生体内に存在して蛋白質分解により出来る毒素(皮膚、肺、消化管などに多く分布)ヒスタミン阻害による抗アレルギー作用
【モノテルペンアルコール類】
成分:シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、L-メントールなど
作用:神経強壮作用、免疫調整作用、抗ウィルス作用、抗菌作用など
【セスキテルペンアルコール類】
成分:セドロール、ネロリドール、グロブロール、キャットロールなど
作用:抗炎症作用、抗けいれん作用、強肝作用、エストロゲン様作用など
※エストロゲン=女性ホルモン(婦人科系疾患に有効)
【フェノール類】
成分:カルバクロール、オイゲノール、カビコールなど
作用:免疫刺激作用、抗感染作用、血管拡張作用、抗菌作用など
※皮膚刺激が強く肌を荒らすので、直接原液を肌に塗らない
【芳香族アルデヒド類】
成分:アニスアルデヒド、クミンアルデヒドなど
作用:免疫刺激作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用、強壮作用など
※皮膚刺激が強く肌を荒らすので、直接原液を肌に塗らない
【テルペン系アルデヒド類】(脂肪族)
成分:アセトアルデヒド、オクチルアルデヒド、ノニルアルデヒドなど
作用:抗炎症作用、抗けいれん作用、鎮痛作用、血圧降下作用など
【ケトン類】
成分:カンファー、ジャスモン、クリプトン、ベルべノンなど
作用:粘液溶解作用、脂肪分解作用、去痰作用、瘢痕形成作用など
※神経毒があるので多量に含んでいる精油は注意が必要です
※乳幼児、妊産婦、てんかん患者は特に注意が必要で使用してはいけません
【エステル類】
成分:酢酸ボルニル、酢酸ベンジル、酢酸オイゲル、酢酸ネリルなど
作用:鎮静作用、神経バランス回復作用、抗炎症作用、抗けいれん作用など
【酸化物類及びエーテル類】
成分:1.8シネオール、アスカリドール、ビサボレンオキサイドなど
作用:粘液調整作用、抗ウィルス作用、去痰作用、抗カタル作用など
【有機酸類】(カルボン酸類)
成分:酢酸、安息香酸、蟻酸、アンゲリカ酸、カプリ酸、酪酸など
作用:抗炎症作用など
【ラクトン類】
成分:ジャスミンラクトン、クマリン、ベルガプテンなど
作用:粘液溶解作用、脂肪溶解作用、血液流動化作用、抗けいれん作用など
※神経毒があるので多量に含んでいる精油は注意が必要です
※乳幼児、妊産婦、てんかん患者は特に注意が必要で使用してはいけません
※フロクマリン類は光毒性があり紫外線に当たるとシミの原因になります
【フェノールエーテル類】
成分:トランスーアネトール、サフロール、アピオールなど
作用:抗ウィルス作用、抗けいれん作用、神経強壮作用など