プラナロム社&KENSO

プラナロム社 ドミニック・ボドゥー氏より 

プラナロム社は1980年にベルギーで設立された、多くのケモタイプ精油を販売する会社です。プラナロム社は精油のケモタイプ種「化学種」という概念の重要性を化学的に証明して、現代アロマテラピーへと発展させ成功へ導いたパイオニアメーカーです。

 

 

 

 

プラナロム社の6つのポリシー 

プラナロム社のケモタイプ精油は100%天然です

 

①精油は自然に近い環境で栽培した植物から採油しています。 

②低圧で時間をかけ水蒸気で抽出する蒸留法を実施しています。100%自然で純粋な混ざりのない完璧なケモタイプ精油をお届けすることが出来ます。  

③植物の栽培と蒸留した精油の品質管理を常に行い、ロット毎に成分分析をしています。  

④豊富な経験を積んだ専門家が、客観的・化学的に厳密な品質のケモタイプ精油の指導を行います。  

⑤200種類にも及ぶ数多くの精油を取り揃えています。   

⑥皆様から信頼される製品作りとサービス精神を忘れずに、あらゆるニーズにお応えします。

 

 

 

 

ケモタイプ精油

化学種

 

ケモタイプとは、植物に含まれている成分を化学的に分析して、特徴的な成分の含有率で植物を分類・固定するという考え方で、化学種とも訳されます。動物と違い自由に動くことのできない植物は、生育地の季候や土壌など様々な条件に適合して成長します。その結果、同じ学名から採油した植物であっても、植物が育つ土壌、標高、気候、風土などにより、植物に含まれる成分の構成比が大きく異なることがあります。このケモタイプの概念をアロマテラピーにも取り入れ、成分分析で内容成分を確かめることの重要性を提唱して実践し、現代アロマテラピーの道を開き、またこの概念を守り続けているのが、プラナロム社であり、プラナロム精油なのです。

 

 

 

 

精油に含まれる成分は200~300種類 

学名を明記しています

 

アロマテラピーに利用できる精油は、100%天然でなければなりません。精油に含まれる200~300種類といわれる成分全体を利用することが大切です。特定の成分だけを抜き出したり、別の植物の精油と混ぜたりしていないか、又は農薬などの有害物質が混入していないかを調べるためにガスクロマトグラフィーなどの非常に精密な分析機械を使って成分を分析し、そのデータを公開していることがケモタイプ精油の条件です。結果として、アロマテラピーに必要な成分が、確かに含まれていることを確認することが出来るのです。プラナロムのケモタイプ精油には必ず学名を明記しています。また、植物は生育する土壌や気候・風土などの自然環境により成分バランスが大きく変化する場合があります。そこで、生育地や蒸留地を表示しています。昨年採れた精油と今年採れた精油、栽培地の違う精油を混ぜたりすることの無いよう蒸留年月とロット番号を明記しています。蒸留年月は流通の多い精油はその年蒸留したものが輸入されますが、精油の蒸留は1年に1回なので一般的には去年蒸留したものが輸入されています。販売店は去年の蒸留年月が記載されているとお客様が古い精油だと勘違いする場合があるので、蒸留年月を記載しないメーカーがほとんどです。精油は、冷暗所で正しく管理して、開封しなければ5年間は品質に変化を起こさないと言われています。消費者が正しい知識を持っていれば、2年前の蒸留年月でも古い品質の悪い精油でないということが理解できます。むしろ、蒸留年月が表示されていない方がいつ蒸留した精油が判らないという不安があります。正式な成分分析表には分析した年月が記載されていますので、分析表を公開しているケモタイプ精油であれば蒸留年月を隠すことができません。分析年月の記載されていない成分分析表はいつ分析したものが判定できないので、分析表とは認められません。

 

 

 

 

KENSO(株式会社健草医学舎)とは 

プラナロム精油の正規輸入代理店

 

安全で安心なものをお届けすることを基本理念として、1983年に設立。1993年にプラナロム精油の日本における正規輸入代理店となり、時代のニーズに先駆けプラナロム・ケモタイプ精油シリーズの企画・輸入・販売を開始。以降、精油の国内分析の必要性を提起し続けてきました。2004年にはさらなる飛躍をはかるため、霊峰富士を仰ぎ太陽と水と緑が織りなす山梨県甲斐市に営業本部・研修センターを移し、直営農場を有しました。研究センターの豊富な研究データとこの大地で栽培されたハーブを基に、国内生産のハーブウォーターの製品化を実現し、好評を得ています。今後も本物のアロマテラピーを追求し、お客様のご要望に即したオリジナリティ溢れる商品を発売する予定です。ご期待ください。

 

 

 

 

精油全ロットを、国内で再分析 

輸入品の安全確認

 

KENSOはプラナロム社精油の日本における正規輸入代理店です。プラナロム社の精油はロット毎に分析され確かな品質を保っていますが、KENSOでは輸入する精油の全てのロットを国内で分析しています。なぜなら、どんなに安全と思われる精油であっても、植物栽培時の偏西風や季節風による影響、輸入途中のトラブル、ラベリングミスなどによる人為的影響がゼロだとは考えられないためです。様々な万が一を想定して、安全性を確認することは、輸入業者としての責任であると考えています。PL法(製造物責任法)でも輸入品についての責任は輸入業者にあるもとのみなし、輸入品の安全性の確認、輸入業者が行うことと義務づけられています。

 

 

 

 

輸入までのフロー 

輸入品の安全確認

 

  1. 輸入元より精油の分析表を取り寄せ、KENSOの基準に適合する精油か否かをチェック
  2. 基準を満たした精油のサンプルを取り寄せ、国内の厚生労働登録検査機関にて分析
  3. 分析の結果、条件を満たした精油のみを輸入
  4. 輸入後も、万全の状態で保管。50本に1本は抜き打ちでチェックを行う

 

 

 

 

国内分析の項目 

ガスクロマトグラフィー

 

精油の分析表は、主にガスクロマトグラフィーで分析した芳香成分の含有率を数値で示した物が主流ですが、芳香成分の他にも精油の純粋性を確認するために、検査すべき重要な項目があります。例えば、酸価・ケン化価・屈折率・比重・旋光度・農薬29種類について分析し、精油の純粋性を確かめ、分析内容を確認・開示しています。なぜなら、100%ピュア・天然・無農薬・有機栽培であることは購入時に目で見て確認することができず、有機認定マークや販売店の説明を信じるしかありませんでした。そこで精油を安心してご利用いただくための客観的な判断材料を提供したいと考え、芳香成分以外についても分析し、その結果を公開する至りました。また、輸入品については輸入元に全ての責任が生じますので、私たちは輸入元の責任として、国内での分析を行うことは当然の義務であると考えます。PL法(製造者責任法)でも輸入品については輸入元が責任を負うものと明記されています。国内分析は、安全で安心なアロマテラピーの実践を望む方への、KENSOの責任と誠意の表現です。

 

 

 

 

農薬29種類を分析しています 

分析内容公開

 

EPN・イソフェンホス・エディフェンホス、エトプロホス、エトリムホス、カズサホス、キナルホス、クロルピリホス、クロフェンビンホス、ジクロルボス、ジスルホトル、ジメトエート、ダイアジノン、チオメントン、テルブホス、トルアゾホス、トルクロホスメチル、パラチオン、パラチオンメチル、ピラクロホス、ピリミホスメチル、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェントエート、ブタミホス、プロチオホス、ホサロン、マラチオン