フローラルウォーターとは?代表的な種類や使い方のポイントを解説

フローラルウォーターとは、花やハーブなどから精油を抽出する過程で発生する蒸留水のことです。フローラルウォーターには植物の芳香成分が含まれており、スキンケアやヘアケアなど、さまざまな使い方ができます。本記事では、フローラルウォーターの概要と代表的な種類、使い方のポイントや注意点を解説します。
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フローラルウォーターとは?
フローラルウォーターとは、芳香植物から精油を抽出する際に得られる副産物です。フローラルウォーターにも芳香成分が含まれますが、ごく少量で刺激が少ないため、小さな子どもや妊娠・授乳中の人、ペットがいる家庭でも安心して使うことができます。
フローラルウォーターの歴史
フローラルウォーターの歴史は古く、8世紀の終わりごろからバラの主産地であったアラビア半島でローズウォーターの製造が始まったとされています。
17世紀以降は、花以外の原料を用いたフローラルウォーターも作られるようになり、医療にも活用されましたが、19世紀に入ってからはアロマテラピーで使用する精油を精製することが蒸留の主な目的となったため、フローラルウォーターは重要視されなくなりました。しかし近年、精油よりも刺激が少なく手軽に使えることから、注目を集めています。
フローラルウォーターの別名
フローラルウォーターは、以下の別名称で呼ばれることもあります。
- ハーブウォーター
- 芳香蒸留水
- ハイドロゾル
- アクアロム
- 原料となった花の名+ウォーター(ローズウォーター、ラベンダーウォーターなど)
代表的なフローラルウォーター
フローラルウォーターは非常に多くの種類があります。その中でも代表的なフローラルウォーター4つを紹介します。
- ローズウォーター
- ラベンダーウォーター
- カモミールウォーター
- ネロリウォーター
ローズウォーター
フローラルウォーターの中で最も人気があるローズウォーターは、世界三大美女の一人でもあるクレオパトラも愛用したといわれています。ストレスを和らげて、肌の皮脂バランスと潤いを保つ効果が期待できます。
ラベンダーウォーター
ラベンダーウォーターは、リラックス効果や抗炎症作用、肌の保湿効果に優れていると言われています。低刺激のため、赤ちゃんにも安心して使うことができます。
カモミールウォーター
リンゴのような甘い香りが特徴のカモミールウォーターは、神経の高ぶりを鎮めてリラックスさせる効果があります。就寝前に部屋に一吹きすることで、安眠効果が得られるでしょう。また、乾燥肌や湿疹やかゆみなどの肌トラブルにも効果的とされています。キク科アレルギーがある人は使用に注意が必要です。
ネロリウォーター
ビターオレンジの木から作られるネロリウォーターは、オレンジフラワーウォーターと呼ばれることもあります。精神を落ち着かせる効果があるため、リラックスタイムに最適です。また、肌の再生や抗炎症にも効果が期待できます。
フローラルウォーターの使い方
フローラルウォーターのおすすめの使い方4つを紹介します。
- 化粧水
- ヘアケア
- 飲用水
- ブレンドオイルの材料
化粧水
フローラルウォーターには、植物の美肌成分が含まれており、そのまま化粧水として使うことができます。フローラルウォーターの美肌成分は、原料の植物によって異なります。肌質や改善したいポイントに合わせて、最適なものを選びましょう。
ヘアケア
フローラルウォーターは、頭皮や髪のケアにもおすすめです。髪を整える際に軽くスプレーを吹きかければ、アロマの香りも楽しめます。
飲用水
フローラルウォーターの中には、飲用できるものもあります。白湯や炭酸水と混ぜて飲むことで、身体の内側から心身の健康にアプローチできるでしょう。しかし、一般的に販売されているフローラルウォーターには、エタノールなどの添加物が含まれている場合があります。購入する際は、必ず「飲用」の表記があるかチェックしましょう。
ブレンドオイルの材料
フローラルウォーターは、精油と混ぜることでオリジナルのブレンドオイルを作ることができます。精油は植物の成分が濃縮されており香りや作用が強いため、1滴~2滴程度で問題ありません。
暮らしにフローラルウォーターを取り入れてみよう
フローラルウォーターとは、精油を作る過程で取れる蒸留水のことです。精油と比べて香りや作用が穏やかなため、子どもやペットにも安心して使うことができます。化粧水やヘアケアなど、生活のさまざまなシーンで活用できるので、ぜひ日々の暮らしに取り入れてみてください。